ゲームを買取してくれる店を探している中学生の君へ

君はなぜ、ゲームを売りたいのでしょうか。自由に使えるお金が欲しいからですか?それとも、もうそのゲームに飽きてしまったからでしょうか?もしくは完全攻略、クリアしたのかもしれません。ちなみに、未成年は保護者が一緒でなければゲームを売ることは出来ません。

これを聞いてがっかりしたでしょうか。それとも両親へ頼んで売りにいくのでしょうか。そんな中学生の君に、物を手放すときの考え方について伝えたいと思います。

本当に要らないものか

中学生の君は、私の予想だとまだ自分でお金を稼いだことはないでしょう。きっともらったお金で欲しいものを手に入れているのだと思います。ゲームは子供の君から見れば、遊ぶための道具オモチャになるのでしょうか。ゲームは大人の私から見ると自分が働いたお金で買って、時間をさきながらも熱中して必死にクリアした努力の結晶です。

信じられないかもしれませんが、中学生のその時代に『どれだけ自分に本気で生きれたか』がこれからの人生を大きく変えていきます。きっとまだ君には分からないと思います。私にもその頃は分かりませんでした。子供の頃に教えてほしかったなと思うことを今伝えると、『それは本当に要らないものか、それを考える力をもつ』ということです。

この考え方がゲームだけでなく色々な物への価値観を作ります。勉強はそこそこで、まあ遊び感覚でゲームにも取り組んでいるからか、飽きたら売るという考え方になるのかもしれません。

君はゲームの他にも売りたいものがあるのでしょうか。

なぜ要らないのか、から見えてくる生き様

どうしてもう要らないのか。そもそも、要らないって何でしょう?それは、自分自身が選んでいるということです。要る、要らない、中学生の君はまだ14才前後にも関わらず自分の人生に何が必要で、何が必要でないかもうしっかりと選んでいます。

君が、何かを手に入れるお金が欲しくてゲームを売ろうとしているのなら、君はもう充分に大人でしょう。

もしくは、大人への一歩を踏み出そうとしているのかもしれません。

欲しいものを手に入れる為に何が必要かを正しく選んでいます。親に頼んでお小遣いを貰うことも出来たはずですが、君はそうしなかった、自分の物を売ってまで手に入れたかった物があるならそれはきっと君のこれからの人生を大きく変える何かであることは間違いないでしょう。

君が、もうそのゲームに飽きてしまったからゲームを売ろうとしているのならば、もう少し考えてみるべきでしょう。人生は飽きたからといって売ってしまうことは出来ません。今生きていることだけが真実で、飽きてしまうとそれはとてもつまらないものになってしまいます。

ゲームの中にもう面白さを見いだせないからといって、その思い出も手放してしまうというのは少しもったいないし、なんだか寂しい気がします。なぜ要らないのか、手放す必要があるのか、ゲームというひとつの小さなオモチャをどう扱うかで君の価値観は大きく変わり、これからの人生で同じような決断をするときにきっと役に立ち生きてくるはずです。

その時が来るまではまだきっともう少し時間が必要です。

ゲームを売ったお金で何を手に入れる

学校から帰ってきて毎日プレイしていたゲームを君は売ったとしましょう。そのお金で、君が何をするのかとても気になります。大人になれば自分で働いて、自由に使えるお金が手に入ります。今の君には信じられないほどのお金を毎月手に入れます。

その喜びは初め、とても素晴らしいものでしたが、いつの間にか忘れていってしまいます。悲しいものです。お金を手に入れることは、自由を手に入れたことに似ています。よく、『お金で買えない物はない』という言葉を聞きますよね。

お金で手に入れることの出来るものの一つが自由です。君はゲームを売っていくらかの自由を手に入れた、それを何に使うかが君が人生に求める自由の価値観であると言ってもいいでしょう。もちろん、新しいゲームを手に入れることも君の自由です。

使わずに持っておくことも、本を買って学ぶことも君の自由です。全て君が選べます。ゲームを売ったお金で君はいったい何を手に入れるのでしょうか。もしかすると誰かのために使うのでしょうか。


物と共によみがえる記憶

君と同じ年のころに、大切にしていた物で、無くしたと思っていた物をこの間見付けました。お母さんが買ってくれた小さなキーホルダーです。見た目は古く汚れて真っ黒でしたが、不思議なもので大切にしていたその頃をはっきり思い出しました。

当時の自分がどんな服を着ていて、どれ程そのキーホルダーを大切にしていたか、もらったその日のことも思い出しました。まるでその場にまだ立っているようでした。私たちは死ぬとき天国へは何も持っていくことは出来ませんよね。

実質、まだ死んだことがないので分かりませんが生きている私たちから見たら亡くなった人は大切なものをこの世に置いて旅立ちます。物を持っていくことは出来ないけれど、思い出したい記憶や、もう一度感じたい感情を手に取ることで感じることが出来ます。

若い君にはまだ世界が永遠のように思えるかもしれないけれど、どうでしょうか。今大切にしているものが、二十年後きっと少しだけ悲しみを覚えた君を助けてくれることでしょう。子供の頃の記憶は少しずつ薄れていきます。

新しい記憶とどんどん入れかわって、身の回りのことも自分自身もどんどん変わっていきます。ゲームを売ることはもしかしたら君が新しい君になるためだったのかもしれません。ゲームを売ろうとしていた君は、ゲームなんかもう止めて知りたいと思う何かが出来たのかもしれません。

もしくは生まれて初めてのガールフレンドが出来てプレゼントを買うお金が必要だったのかもしれません。何かが必要でなくなるとき、きっと自分自身が変わる時なのでしょう。大人になった私も自分に何が必要か、必要でないか考える毎日です。

それは代わり続けその度に立ち止まって考えます。君も若い今からどうか考えてみてください。

(ゲームの買取価格が安い理由と得をするための工夫)

終わりに

さあ、ここまで読んで一体中学生の君は何を感じてくれたのでしょうか。もう、ゲーム売らないことにしたでしょうか。計画的に売るでしょうか。どっちにしろ中学生は一人でゲームを売ることは出来ません。君は窮屈に感じるかもしれないけれど、守られてる今のうちにやりたいことやれること全てやって、大人になってからも忘れないでいて欲しいです。

子供の頃の価値観が君の人生を作っていく、中学生の君を本気で生きてください。